五十肩・四十肩痛
〜激しい痛みと肩の運動が制限されていくケース〜
56歳 女性 教員 |
左肩に動かすことでの激しい痛みを訴えて来院。 |
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特徴 |
男性よりも女性に多く、50〜70歳で発症する。 |
症状部位 |
・痛みは肩全体に感じることが多い(初期)。 |
悪化要素 |
・肩のあらゆる動き |
改善要素 | ・反対の腕で支えてあげると楽(胸の前で) |
原因 |
・運動不足 |
治療 | 初期の段階であれば正常な肩の動きを回復することが治療目標となる。激しい癒着が起こる前に治療を開始するべきである。関節内の癒着の有無や程度によるがカイロプラクティック・アジャストメントやモビリゼーションは肩関節の動きの回復に有効となる。軟部組織に対するテクニックは関わる筋肉の改善・リラックスを目的に使用され、超音波などの電気治療や温熱・温湿、アイシングを補足的に使用する。段階的に家庭でできる運動療法やせんかや肩の丸まりを修正し姿勢の改善を行う。必要以上に固定はしないこと<注意>。状態より、もしくは治療経過によっては適切に専門医を紹介して、別のアプローチ(痛み止め・鎮痛剤や手術)を考慮する。24ヶ月いないにはほとんどのケースで回復が確認されている。 |