頭痛・肩こり・腰痛・膝痛・スポーツ障害・虚弱体質・自律神経失調症

頭痛

偏頭痛

 

〜頭部血管の血流異常を含んだ障害のケース〜

 

 

50歳 女性 販売員

頭部のズキンズキンした痛み(片側性)と首の凝り感を訴えて来院。職場でたまにするデスクワークが長時間になるときまって偏頭痛が発症する。また、気分のイライラやストレスが多く感じる時にも必ず頭痛は起きる。観察により胃腸の調子が悪いと感じるときにも意外と頭痛も感じていることが多い。これまでは頭痛がでてくると市販の鎮痛剤を多用していたが、いまは薬を飲んでもあまり効果を感じなくなってきている。
特徴

・女性に多い(4倍)、几帳面で完璧主義者。拍動性のうずく激しい痛み。

症状部位 ・片側の頭(顔)半分(時には両側)
悪化要素

・疲労
・まぶしい光
・きまった食べ物
・多岐ストレス
・精神的なダメージ

改善要素 ・部屋を暗くし、身体を横にして頭の横側を緩やかに冷やす
原因

・胃腸の異常
・頭部血管の拡張
・ホルモンバランス
・自律神経の偏り

治療 頭痛発作が起こる前もしくは治まった後に自律神経の調律を目的にカイロプラクティック・アジャストメントを用いる。筋肉(軟部組織テクニック)や頚部関節(モビリゼーション)の緊張を緩和し、関わる動脈に対するテクニックが有効となる。頭痛の引き金となる緊張をとり、症状の再発を防ぐためにストレスの解消やカウンセリング、頭痛日記をつけ、パターンの把握により予防に努める。
 

 

 

 

 

 

緊張型頭痛

 

〜筋肉の持続的緊張が血流・神経に作用したケース〜

 

42歳 女性 会社員

頭の周囲をベルトで圧迫・締めつけられるような強い痛みを訴えて来院。仕事は責任あるポジションで日々多忙でかなりのストレスを感じている。症状は夕方近くになるにつれて気になりだす。鈍く連続的な痛みが続き、いったん発症すると夜の睡眠に入らないと改善することはないと言う。精神的なストレスがたまってくると必ず頭痛を感じている。以前はストレス解消のためにヨガやスポーツジムで身体を動かす習慣があったが、今はその気力もわからないぐらいに気持ち的にも落ち込んでいる。

特徴 ・ストレスや精神的な葛藤、内的な緊張状態で起こりやすい
症状部位 ・頭部周囲(後頭部・側頭部・前頭部)
悪化要素

・長く細い首
・不良姿勢(猫背)
・疲労、過労(オーバーワーク)
・ストレスと精神的な不安定
・患部の冷え

改善要素

・心身ともにリラックスすること
・血流を増やす取り組み

原因

・筋肉の緊張
・血流減少からの老廃物の蓄積
・神経の緊張

治療 カイロプラクティック・マニピュレーションは頭痛の改善に効果がみられる。原因となる筋肉の緊張をとり、血流を回復させ酸素と栄養をしっかりと患部に行き届かせる。筋肉の緊張がみられ近くの脊椎関節に対して動きの改善と神経的な促通を目的にカイロプラクティック・アジャストメントを用いる。筋緊張性の頭痛は非常に再発するリスクが高いため、姿勢の再トレーニングやリラクゼーションのための補足的なサポートの充実をはかり、しっかりと予防に努める。

 

 

 

 

群発性頭痛

 

〜頭部血管運動に付随したケース〜

 

 

39歳 男性 管理職 目の周囲もしくは眼窩の奥にひどく強い痛みを訴えて来院。朝方に起こることが多く、ナイフで刺すような痛みがある。ヘビースモーカーで特にお酒の量が増えた翌日の朝に辛くなるとのこと。過去を振り返ってみても1か月半おきぐらいで症状がでている。また、痛みと同じ側に涙目や充血があることが気になっている。あまりにも痛みが激しいので、最近は非常に落ち込みやすく、不安が強くかなりのストレスを感じている。
特徴

・大柄な男性に多い(約90%)
・アルコールやタバコとの関係

症状部位 ・片側の眼の周囲もしくは眼窩の奥
悪化要素

・アルコールやタバコ
・まぶしい光
・春
・アレルギー
・疲労
・精神的ストレス

改善要素 ・血管拡張を抑える(投薬・手術)
原因

・頭部血管の拡張
・副交感神経の活動亢進
・第5脳神経の活性化

治療 カイロプラクティック・マニピュレーションは頭痛の緩和にはならなと予測される。薬物治療を施す専門医に適切に紹介する。この頭痛は非常に激しく、患者を衰弱・消耗させるので自殺頭痛とも言われており、検査・治療は病院を紹介する。アドバイスとして特に発作中はアルコールやタバコを避けるよう指導する。

 

 

 

 

頚椎原生頭痛

 

〜首の関節構造に負荷がかかり神経に作用したケース〜

 

 

60歳 女性 調理師 首から後頭への頭痛と、目の奥にかけての鈍痛を訴えて来院。その痛みは仕事で調理をしている際に頭を下に向けたポジションが続いたりすることで出現する。ひどい時には首の少々の動きによっても痛みを感じ、仕事外でも同姿勢をとっているだけで頭痛が出現するとのこと。痛みは慢性的で、姿勢はひどい猫背であると自覚している。趣味のバレーボールや水泳などで、身体を動かしているときに頭痛を感じることは一切ない。逆に動いた後はすごく首から肩にかけて楽に感じると言う。最近、視力の低下が激しく、メガネの購入を考えている。血圧は少々高めで、降圧剤を服用している。
特徴 頭を前に突き出している人(姿勢)に多い。
症状部位 ・上頚部、後頭部、目の不快
悪化要素

・不良姿勢(猫背)
・長期間の職業的疲労・過労(オーバーワーク)
・咀嚼(食べ物をかむ動作:噛み合わせ)
・首のあらゆる動き
・首まわりの冷え
・目の疲れ

改善要素 ・首をストレッチするように伸ばす(牽引)と楽な感じがする
原因

・関節の負荷に伴う、頚神経の問題
・頚部生理的弯曲の増加
・血流の減少による頚部筋肉の緊張
・噛み合わせ
・頚部関節の奇形や変性

治療 カイロプラクティック・マニピュレーションは頭痛の改善に効果がみられる。特にアジャストメントは良く効く。頚部関節とくに上部頚椎関節の機能異常をみつけ、改善させることが重要となる。あわせて筋肉(軟部組織)に対するテクニックでは神経系の流れを良くし、治療の相乗効果が期待できる。補足的には頚部の緩やかな牽引を行う。日常生活では姿勢の改善、良い休憩、疲労を避け、関わる筋肉の強化とストレッチを適切に指導し、取り組んでもらう。補足的なサポートの充実をはかり、しっかりと予防に努める。

めまい、ふらつき、耳なり、難聴

メニエール症候群

顎の痛み

顎関節症

症状例

頭部・頚部まわりの症状 肩・背中まわりの症状 腰部・骨盤まわりの症状

 

 

肘・手の症状 膝・足の症状 スポーツ障害

各種機能障害       内臓機能障害 その他 禁忌症

地域貢献

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